8社合同開催  ISO 11088 / JIS S7028に基づく S-B-B 認定整備技術セミナー2013 日本スキー産業振興協会

SBBシステム「Q&A」

Q S-B-Bシステムとはなんのことですか?

A S-B-B システムとは、S(スキー)-B(ビンディング)-B(ブーツ)システムのことで、国際規格 ISO11088 の手順に従って取付け・調整がなされなければなりません。 スキー、ビンディング、ブーツは3つのアイテムが揃ってはじめてスキースポーツができることからスキーヤーに合った取付け位置とビンディングの解放数値の設定がなされなければなりません。取付け・調整するためには必ず3つのアイテムが必要になるということです。PL法(製造物責任)はその対象が製造物とされていますが、この取付け・調整作業は「加工」という概念にあたり、PL法(製造物責任)の対象になります。そこで取付け・調整に不備があり、その不備に起因して事故が起こった場合は、取付け・調整作業を行った人にその責任が生じます。国際規格ISO 11088 ではスキーヤーに合った取付け・調整を正確に行うための手順が記されています。ビンディングの取付け・調整作業をこの規格に従って正確に作業するためにスキーショップなどではお使いになるスキーヤーの「ブーツ」に合わせて位置を確定し、取付け・調整を行います。また解放値の設定では「身長」「体重」「ブーツソールサイズ」「年齢」「スキーヤータイプ」をお聞きして解放数値を算出します。こうした作業を相互に確認し正確に作業が行われたことを記録するために「ワークショップチケット」などと呼ばれる記録用紙に作業内容や必要事項を記入するものを用意し保管します。取付け・調整の不備に起因する事故があった場合この記録用紙をもとにどこにその原因があるかを調べます。申告者は情報を正確に伝えなければなりません。仮に情報に偽りなどがあった場合や規格に定められた設定以外の調整を望む場合は申告者がその責任を負うことになります。こうした規格外の設定を希望したことなどもこの記録用紙には記載されなければなりません。

Q 友人からスキーをもらいました。そのまま使えますか?

A そのままでは使えません。ビンディングの取付けられている位置は使う人のブーツに合わせて設定されています。例え同じ足のサイズであってもメーカーや機種によって取付けられている位置が異なりますのでお近くのSBBセミナー受講のスキーショップなどでご自分のブーツに合った調整をしてもらってください。また衝撃を受けた際に解放する強度(解放強度)もスキーヤーの身長や体重によって異なりますのでこちらも再調整が必要になります。

Q ブーツは現在持っているものを使用し、スキーのみを購入しようとショップに行ったところ
ブーツがないと取付けできないと言われました。なぜですか?

A ビンディングは使用するブーツのソールの長さによって取付ける位置を決めます。実際に使用するブーツが無いとどの位置に取付けをするか決められません。このソールの長さは足のサイズではありません。足のサイズが同じ25.5cmの人でもブーツのメーカーや機種によってソールの長さは違いますのでビンディングの取付け・調整には必ず使用するブーツが必要になります。

<新規購入の場合>

【スキー、ビンディング、ブーツセットでの購入】
正確な解放値をSBB認定技術者が算出します。「身長」「体重」「年齢」「スキーヤータイプ」「ブーツソール長」の5つの項目をお伺いします。

【スキー、ビンディングのみ購入】
ご使用になるブーツをお持込ください。ブーツのチェックも同時に必要になります。
ブーツに不備がある場合は修理が必要なことがあります。
「身長」「体重」「年齢」「スキーヤータイプ」「ブーツソール長」の5つの項目をお伺いします。

【ブーツのみ購入】
ご使用予定のスキーをお持込ください。スキー、ビンディングのチェックが必要になります。
スキー、ビンディングに不備がある場合修理などが必要になることがあります。
「身長」「体重」「年齢」「スキーヤータイプ」「ブーツソール長」の5つの項目をお伺いします。

【ジュニア新規購入の場合】
基本は新規購入と同様ですがジュニアブーツには2つの規格がございます。
ブーツソールの側面に「A」又は「C」の刻印があり「A」=アダルト規格(大人用)、「C」=チャイルド規格となります。ご使用されるビンディングがこの規格に適合していなければなりません。ブーツのみを購入する場合、お手持ちのビンディングが購入するブーツの規格に適合していない場合には新たに適合するビンディングをお買い求めいただく必要があります。

Q 2種類のスキーを友人と共有しようと思います。使っているブーツはメーカーも機種のサイズも同じです。
気分によってそれぞれもスキーを共有して使えますか?

A 共有はできません。 ビンディングには危険な力が加わるとブーツを解放する機能が備わっています。その解放強度を決定するためにはスキーヤーの「身長」「体重」「年齢」「スキーヤータイプ」「ブーツソール長」の5つの項目を国際規格によって計算して算出します。同じブーツ長であっても身長やスキーヤーのタイプなどによって算出値は異なりますのでSBBセミナー受講を受講したスキーショップなどでスキーヤーに合った解放値に設定してもらってください。

Q 競技スキーをやっているのですがショップでとても低い解放値に設定されてしまいました。普段滑っている解放値に調整して欲しいのですが。

A SBBセミナー受講のショップなどでは「ワークショップチケット」などと呼ばれる作業を確認できる用紙を用意して取付け・調整作業がどのようになされたかを記録しています。解放値は国際規格に従って算出されますのでご自分でご希望の値に設定したい場合はその旨をショップにお伝えして作業してもらってください。その際、記録用紙にはご使用者の希望により算出値と設定値が異なることが記載されます。これは事故が起きた場合に設定値の変更を希望した使用者にその責任があるということを意味しています。国際規格で定められた数値以外を希望する場合には自己責任が発生することをご理解ください。

Q プレート付きのスキーを持っています。このプレートを交換したのですが。

A このプレートが最初からスキーに取付けられて販売されている場合は、お勧めできません。どうしてもプレートを交換したい場合にはそのスキーの保証を受けられないことになることもありますので生産メーカーに相談することをお勧めします。

Q つま先とかかと部分のコバを削るタイプのブーツを購入しました。ビンディングにしっかりと合うか不安ですが事故が起きた場合保証の対象になるでしょうか?

A ビンディングメーカーは国際規格 ISO 5355 に準じて製造されたブーツを使用することを前提に保証規定を定めていますので規格外として製造されたブーツを使用した場合はビンディングメーカーの保証対象にはなりません。また取付け・調整作業に関しては規格外ブーツを使っての作業であることが記録用紙に記載されていれば取付け・調整作業に不備がない場合、作業に関する保証も対象外になります。ブーツ自体の保証は当該ブーツの保証規定に従ってなされますのでこちらはブーツの保証規定をご確認いただき、ブーツをカスタマイズする販売店様とご相談ください。

Q 純競技用のビンディングを購入予定です。保証はどのようになっていますか?

A 商品自体の保証は各ビンディングメーカーの保証規定をご確認ください。取付け・調整に関しては国際規格に従った算出数値を超えた解放数値に設定することはスキーヤーの自己責任になります。

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